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サンワ工業時代

サンワ工業株式会社として設立

アイシン・ワーナー社(後のアイシン・エィ・ダブリュ社)の子会社として、 当社の前身となるサンワ工業が設立されました。愛知県刈谷市に本社を置き (84年1月には武生市に移転)、工場候補地の模索が始まりました。
※アイシン精機(株)とボーグ・ワーナー社(米)の合弁A/T専門メーカー

武生市との立地協定調印式(83年4月) 写真提供/越前市

武生市(現:越前市)と
工場立地協定・土地売買契約を締結

武生市との間で工場立地に関する協定書、土地売買契約書、公害防止協定等を締結。
福井県では初となる自動車関連企業として、池ノ上工業団地へ進出しました。

第1期工事完成

T/M(トランスミッション)部品の生産開始

最初に生産されたプレートクラッチ3種

84年1月に200tプレス機1台、バレル機4台を設置。1年に及ぶアイシン・ワーナー社での技術研修を終えた社員によって操業が開始されました。最初に生産された製品はT/M部品のプレート。
A/Tユニット1台に数十枚も使われる大量生産品のプレートは、 新しい生産拠点に自動車産業の「ものづくり文化」を根づかせる意味で、最適な入門教材でした。

T/C (トルクコンバータ)
部品の生産開始

第2期増築工事完成

第3期増築工事完成

当社初のQCサークル事例発表会(86年11月)

当社初の社内QCサークル
事例発表会開催

作業改善とコミュニケーション向上で明るい職場をつくる目的で、QCサークル活動がスタート。
第1回社内QCサークル事例発表会では、6サークルが発表しました。

技術部発足

プレス単品部品メーカーからT/C専門メーカーに向けての第一歩となったのが、技術部の発足です。
ドラフター(製図机)は置かれず、当時はまだ珍しかったCADを導入。
技術部に配属された社員はAW社に出向し、T/C の技術や設計を学んでいきました。

技術部発足当時のプレハブの事務所(88年7月)

エィ・ダブリュ工業時代

エィ・ダブリュ工業株式会社に社名変更

AWグループの再編を機に社名を「エィ・ダブリュ工業」に改め、資本関係も含めAWグループの一員として新たなスタートを切りました。

TQCの導入

「品質至上」を実現するためのAWグループ共通のツールであるTQCを導入。長期ビジョン(V計画)と各年度の方針(P計画)を策定・実行する体制を整えました。

TQC導入宣言 新年始業式にて(89年1月)

AW社から生産設備大量移設

T/C Assy&サブAssyライン、T/M部品ラインなど、大量の生産設備をAW社から移設開始。90年8月までに、合計411台の設備が搬入されました。

AW社からの大量設備移設開始(89年7月)

第4期増築工事完成

T/C Assy生産開始

念願であったT/C Assyの生産スタート。T/C 専門メーカー、製品開発型企業としての第一歩を踏み出しました。

第5期増築工事完成

全工程自動化ライン(AS2000)の完成式典(90年7月)

当社初の全工程自動化ライン
(AS2000) 稼動

AS2000は約70台の機械を連結しすべてを数値制御(NC)で加工、組立て、計測を行う全自動化ライン。従来ラインでは40人必要だった人員を半分以下で稼動できる画期的なラインでした。11年12月まで稼動。21年間にわたり約650万台のT/Cを生産し続けました。

第6期増築工事完成

 

デミング賞実施賞中小企業賞受賞

デミング賞は、品質管理の進歩に功績のあった団体および個人に授与される賞。2年半に及ぶ周到な準備を経て審査に臨み、福井県の企業としては初の受賞となりました。

デミング賞受賞祝賀会(94年12月)
メダル

アイシン・エィ・ダブリュ工業時代

アイシン・エィ・ダブリュ工業株式会社に
社名変更、アイシングループに加入

デミング賞受賞を機に、「アイシン」を冠に戴く「アイシン・エィ・ダブリュ工業」に社名を変更。
これによりAWグループの一員であるとともに、アイシン精機(株)をはじめとするアイシングループの一員に位置づけられることになりました。

新聞記事:アイシン・エィ・ダブリュ工業株式会社に社名変更、アイシングループに加入

TPM 導入宣言

TPM 導入を宣言し「設備そのものの改善や設備に強い人の育成」を推進。
これまでにもまして全社全部門が連携し、生産設備の保全に力を入れ取り組んでいくことになりました。

会社創立記念式典にてTPM導入宣言(95年3月)

全日本選抜 QCサ-クル大会で
当社初の金賞受賞

当社「くるくるサークル」がQC サークル北陸支部選抜大会で福井県企業では初となる金賞を受賞。
さらに東京・日比谷公会堂で開かれた全国大会でも金賞受賞という快挙を達成しました。

第25回全日本選抜QCサークル大会で金賞を受賞(95年11月)

科学技術庁長官賞
創意工夫功労者表彰初受賞

優れた創意工夫を表彰する国家レベルの賞である同賞。95年、福井県の企業として初申請し、96年4月には福井県初の受賞者(5名全員当社)を輩出。
その後、毎年5~10名の受賞者を出し続けています。
06年には、初の女性受賞者も誕生しました。

当社初の科学技術庁長官賞受賞者(96年4月)
新聞記事:三菱自動車工業用T/C直販開始

三菱自動車工業向けT/C直販開始

三菱FF用直噴エンジン向けT/C として当社製T/Cの採用が正式に決定。当社初となるカーメーカーへの直接納品がスタートしました。
「T/C 専門メーカーとしての自立」を目指す当社にとって、大きな出来事となりました。 生産は「納入不良ゼロ」「納入遅延ゼロ」を達成するなど順調に推移し、99年、00年、02年の3度にわたって三菱自工の「品質優良賞」受賞の栄に浴しました。

 

地域活性化貢献企業賞受賞

福井県および武生市(現:越前市)の推薦により同賞を福井県で初めて受賞しました。当社設立から15年目、地元に根づき地域に貢献する企業として認められた瞬間でした。

地域活性化貢献企業賞を受賞(98年3月)
クリエイティブセンター竣工(98年4月)

クリエイティブセンター竣工

「新製品・新技術の創造、21世紀を担う人財の育成、地球環境への優しさの創造」をコンセプトに建設。技術部門、生産技術部門、事務部門が集約されたクリエイティブセンターは、当社の技術と経営の中枢として機能しています。

TPM受賞社内祝賀会(98年11月)

TPM優秀賞第1類を受賞

95年から始まった「マイマシーン運動」を中心とするTPM 活動は、その後「品質至上のTPM」を目指した本格的な取り組みへと発展。98年には日本プラントメンテナンス協会の「TPM優秀賞第1 類受賞」に輝きました。

ISO9001、ISO14001
同時認証取得

ISO9001(品質マネジメントシステム)およびISO14001(環境マネジメントシステム)の両認証を同時取得。福井県では初のケースとなりました。

当社2度目となる全日本選抜QCサークル大会で金賞受賞(00年11月)

全日本選抜
QCサークル大会 金賞受賞

「影武者サークル」が当社では95年以来2度目となる、全国大会で金賞に輝きました。

ゼロエミッション
(埋立廃棄物ゼロ)達成

3R(リデュース・リユース・リサイクル)を推進し、 埋立廃棄物ゼロを目指す取り組み。製造工程から 排出される脱水汚泥・研磨汚泥などのリサイクル化、 各職場での廃棄物低減活動によりゼロエミッションを達成しました。

関連会社を設立

株式会社エィ・ダブリュ・アイ・エス

AW-Iが100%出資する初めての関連会社としてAW-I・Sが設立されました。清掃・緑化にスクラップの回収・販売などの「環境事業」、防錆・通箱洗浄・梱包資材調達などの「物流事業」、人材派遣業務などを核に事業をスタート。
今日では環境事業、物流事業の他、金型部品の加工及び熱処理も行っています。

株式会社エィ・ダブリュ・アイ・エス設立(03年5月)

第7期増築工事完成

 

技能五輪全国大会 旋盤職種にて
当社社員が福井県初の銅賞

中央職業能力開発協会が主催する青年技能者の技能レベルを競う技能五輪全国大会。
当社社員が、 福井県下初となる銅賞を獲得しました。

白崎工場が稼動(06年11月)
技能五輪銅賞受賞を越前市長へ報告

白崎工場稼動

05年12月に越前市白崎町内にある旧武生松下電器の工場(延べ床面積3,775m²)を取得。06年12月に稼動し、ディスク、ピストン、ダンパーAssyの生産を開始しました。

本社工場第8期増築工事完成

 
毎回約150名の社員が参加しています。

AW-Iエコの森 植樹活動スタート

南越前町の枡谷ダム上流地に10年の歳月をかけて、クヌギ、コナラなど5,000本の広葉樹を植樹しています。

監査員による特殊工程の点検活動

特殊工程品質管理
モデル事業所キックオフ

特殊工程とは「熱処理」と「溶接」工程のこと。 品質管理が難しいこの工程の不具合ゼロを目指す活動が始まりました。

生産支援センター竣工(11月3月)

生産支援センターが竣工

プレス金型部品や保全予備品など、工場内に点在していた生産支援の物資や機能を一ヶ所に集約。技能伝承のための各種道場「寺子屋」も当センターに集約しました。

T/C Assy5,000万台達成(11年9月)
旋盤加工部門で健闘した当社社員 (会場:幕張メッセ)

第27回技能グランプリ
当社社員旋盤部門で銅メダル

全国の技能士が技を競い合う第27回技能グランプリで、当社社員が福井県代表として出場。 旋盤部門で福井県初となる銅メダルに輝きました。

越前市役所にて 贈呈式の様子(13年3月)
福井県庁にて 贈呈式の様子(13年3月)
越前市役所にて
福井県庁にて

越前市と福井県へプリウス贈呈

創立30周年の記念事業の一環として、地域の支援に感謝の意を表し、越前市と福井県へ

ハイブリッド車プリウスαを一台ずつ寄贈しました。

中池見湿地の保全活動スタート

アイシングループの第6次環境取り組みプランに掲げられている、生物多様性に寄与する地域共生活動の一環で、2014年から当社が主体となって、敦賀市の中池見湿地の動植物の保護活動に協力しています。

当社初の黄綬褒章受章

当社初の黄綬褒章受章

池ノ上工場が竣工

本社工場西隣に池ノ上工場(延べ床面積24,800m²)が竣工。プレス工程~組立て工程を備えた、T/C・T/M部品を一貫生産しています。

地方創生に関する包括的連携協定を締結

越前市と本市産業の基盤企業である信越化学工業(株)武生工場、(株)福井村田製作所、当社の3社が相互連携し、地域経済の活性化や雇用創出、生産年齢人口の確保、定着・定住などを目指す地方創生に関する包括的連携協定の調印式が行われました。

※国内の各地域・地方が、それぞれの特徴を活かした自律的で持続的な社会を実現し、魅力あふれる地方のあり方を築くこと

越前市武生中央公園総合体育館のネーミングライツ取得

2018年の福井国体開催に伴い、越前市武生中央公園総合体育館は、当社がネーミングライツパートナー企業となり「越前市AW-Iスポーツアリーナ」の愛称で2017年秋にオープンしました。

これを記念し、10月にはバスケットボール女子日本リーグ公式戦を招致。今後も越前市のさらなるスポーツ振興を図り、地域の活性化を目指していきます。
AWウィングスを招致

関連会社設立

株式会社エィ・ダブリュ工業・若狭

今後のグローバル市場におけるAT需要拡大に対応するため、T/C、T/M部品を生産する当社100%出資会社「株式会社エィ・ダブリュ工業・若狭」を設立。日本電気硝子株式会社(本社:滋賀県大津市)旧若狭上中事業場を購入したもので、敷地面積は180,304m²、建屋面積は既存の工場棟 44,582m²、事務棟2,560m²。2018年5月に生産を開始しています。

黄綬褒章受章

黄綬褒章受章

電動化部品生産開始

当社初の電動化部品がラインオフ。1モータハイブリッドトランスミッション部品の生産開始

桑名物流センター稼働

当社の場外物流の抜本的改革と本社工場の生産・物流スペース確保を目的に三重県桑名市にある桑名ロジスティクスセンター内に桑名物流センターを開設し稼働を開始。
同センターは(株)エィ・ダブリュ・アイ・エスが運用。

えるぼし(3段階目)を取得

3段階目の取得はアイシングループ初

「社員ファースト企業」
県内第1号に認定

福井県が2020年に創設した「社員ファースト企業」認定制度において当社が県内で唯一最高ランクの「三つ星」に認定されました。

トルクコンバータ生産累計1億台達成

1989年8月のT/C生産から30年と10ヵ月の月日を経て達成。

図らずも第1台目と1億台のT/CはAS12ラインで生産

矢放部品センター稼働

各工場拠点の生産・物流の整流化を目的に、越前市矢放町の大和物流越前物流センター内に矢放部品センターを開設。
同センターは(株)エィ・ダブリュ・アイ・エスが運用。

全日本選抜
QCサークル大会で金賞

当社から20年ぶりに北陸支部代表としてオアシスサークルが参加。

日本プラントメンテナンス協会主催優秀改善事例全国大会2021で大会特別賞と金賞を受賞

自分が業務を進めるうえで参考となった事例、改善や成果が顕著であると感じられた事例、発想やアイデアに富んでいると感じられた事例等の視点で、参加者(聴講者1,152人)の投票によって選出されました。
当社の金賞受賞は5年ぶり。

黄綬褒章受章

eAxle(イーアクスル)用アルミケース/カバー生産開始

EVの心臓部とも言われる駆動システムeAxle(イーアクスル)ユニット内のモーターと減速機を保持するアルミケース/カバーの生産を開始しました。

アイシン福井時代

株式会社アイシン福井に社名変更

アイシン精機株式会社とアイシン・エィ・ダブリュ株式会社が、2021年4月に経営統合し「株式会社アイシン」へ社名変更しました。当社においてもアイシングループの一員としてさらなる競争力の強化に向け、新たに「株式会社アイシン福井」へ社名変更しました。