当社は、自動車部品製造で培ってきた技術と工夫を活かした取り組みを広く知っていただく機会として、10月23日（木）～24日（金）に福井県産業会館で開催された「北陸技術交流テクノフェア2025」に出展しました。

　本フェアは、業種・分野・地域を超えて、企業・大学・研究機関などが一堂に会する北陸最大級の総合展示会で、今年で36回目の開催となりました。期間中は、県内外から過去最多となる209の企業・団体が出展し、約15,000人が来場するなど、大変な賑わいを見せました。

　当社ブースでは、高品質なものづくりで培った技術と工夫を活かし、「からくり技術」「介護改善提案」「アップサイクル品」などの展示を通じて、新たな価値の提案に挑戦しました。

　特に注目を集めたのが、介護現場の声をもとに改良した車椅子です。これは、福祉車両での移動時に車椅子を安全かつ手間なく固定できるプレートや、採尿バッグを前方から簡単に取り付けられ、プライバシーにも配慮したケース（いずれも特許出願中）など、現場の“ちょっとした困りごと”に寄り添った工夫を盛り込んだ改良車椅子です。

　来場者の皆様からは、

「トルクコンバータだけでなく、さまざまな技術を持っていることが分かって良かった」

「こんな工夫があると使う側の人も助かる」

「現場のことをよく考えてくれている」

といった嬉しいお声を頂戴し、当社の技術力や現場視点でのものづくりへの理解を深めていただく貴重な機会となりました。

　今後も皆様の課題解決に寄り添い、より良い製品・サービスの提供に努めてまいります。
改めまして、ご来場いただきました皆様に心より御礼申し上げます。