どんなプロを目指しますか?
スペシャリストというよりゼネラリスト。一つのことを極めていくよりも、複眼的な視野で大きな流れを読み取り計画を立てられる、そんなスキルを磨いていきたいです。
アイシン福井のイチオシポイントは?
休日はしっかり取れます。職場環境や福利厚生も充実しています。当社で働き、福井で暮らす――そのQOL(生活の質)の高さは、胸を張って主張できます。
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RECRUIT採用情報
生産管理部 生産管理グループ/2014年入社
経済学部 経済学科卒
K.K
さまざまなデータから将来を予測。
アイシン福井が進む地図を描く。
今やっている仕事のテーマは2つあります。ひとつは、これから1~2年後に市場に出荷される予定の新製品、それらを生産するための生産体制をプランニングすること。当社には、本社、池ノ上、若狭という3つの生産拠点がありますが、どの拠点のどのラインで何をどれくらいの期間をかけてどれほどの量を生産するのかを計画します。また外部の協力会社もありますので、それぞれの設備や技術特性、生産能力を考えながら生産計画を立てる。これがひとつ。
もうひとつは5~10年先を見据え、現有の工場設備をどのようにしていくべきかを計画します。現在、自動車市場は電動化という大きな変化に直面しています。自動車部品はどのように変わっていくのか、その動きを予測し、自社の生産設備や生産能力を見据え、新ラインや新工場への投資などの検討も行います。
いま集中的に取り組んでいるのは、将来の電動化を見据え、現状の生産ラインや設備をいかに有効活用していくのか、という課題です。技術部や生産技術、製造部の人たちと議論を重ねながら、将来的にも生かせるもの、更新するもの、撤去し新たに導入するもの…などを計画していきます。こうして生産計画、設備計画、投資計画をまとめ、経営層にプレゼンテーション。議論を重ね、裁可を得て、実行に移していくのです。
この仕事で大切なのは「全体最適化」ということ。当社にあるさまざまな部門に「横串」を通し、一つのベクトルにまとめ上げる。それが私の役目です。
入社5年目に、株式会社アイシン(愛知県)に出向する機会を得ました。これは本当に貴重な体験でした。1年間にわたってアイシンチームの一員として、カーメーカーの需要に応じるための新製品の生産準備に携わりました。その間、世界のカーメーカーや自動車産業の最前線の動きに触れ、多くのことを学ぶことができました。またアイシン社員との交流を通じて、人間関係も深めることができました。それまでは「親会社」や「お客様」として、ちょっと隔たった感覚で仕事をしていましたが、この経験を通じて意識は大きく変わりました。同じアイシングループの一員として、同じ目標に向かって歩む「パートナー」なんだと。実際の組織運営でも、当社の中に株式会社アイシンのサテライトオフィスが設けられるなど、両社の距離は一段と接近。グループの力のさらなる一体化を進めることでこれからの時代に対応する、そんな動きが始まっています。
自動車のEV化の流れは進んでいます。しかしEV化が進んでいるヨーロッパでもその割合は5~6%。中国では4%程度です。一方でガソリン車やハイブリッド車など内燃機関の燃費改善などの技術革新も進んでいます。30~50年先の未来はどうなるか分かりませんが、これから10年程度は内燃機関とバッテリーが並存していくのではないでしょうか。この双方に対応できる基礎技術を、当社は持っている。いずれにしても市場の動きを見つめながら、変化に即応できる生産体制を構築していくこと、それが私の使命です。
スペシャリストというよりゼネラリスト。一つのことを極めていくよりも、複眼的な視野で大きな流れを読み取り計画を立てられる、そんなスキルを磨いていきたいです。
休日はしっかり取れます。職場環境や福利厚生も充実しています。当社で働き、福井で暮らす――そのQOL(生活の質)の高さは、胸を張って主張できます。
出社、メール・予定チェック
資料作成
生産構想検討会
会議議事録作成
昼休憩(食堂)
チームミーティング
次回打合せに向けた事前打合せ
次回打合せ資料作成
退社
※撮影は新型コロナウイルス感染症対策を徹底したうえで行いました。