STAFF INTERVIEW

工機部 設備工作グループ/2013年入社
電子機械科卒

N.T

電気もできる。機械もつくれる。
私が「二刀流」になったワケ。

01仕事について

「専用設備」を自分たちでつくる

「設備工作グループ」はその名の通り、製品をつくるための「設備をつくる」仕事をしています。材料を投入すれば自動的に溶接したり組み立てたりする生産設備です。他にも、完成した製品の品質をチェックする測定機などもつくっています。当社独自の工法で製造し、極めて高い品質水準を確保せねばならないので、市販の設備では機能的に間に合わない。だったら自分たちでつくろう――ということで、主要な設備の設計・製作を内製化しているのです。また、その設備はグループ会社への販売も行ってきました。その技術力の高さが評価され、近年では「さらに高精度なマシンをつくってほしい」という注文が来るようになりました。

「二刀流」でいこう!

学校では、電気を学んできました。入社後は生産設備の電気設計や制御設計を専門にやってきました。6年目に大きな転機が訪れました。株式会社アイシン(愛知県)への出向です。けれどひとつ条件があって、それは「メカ(機械)部門への出向」だったのです。少しの不安と、新しい分野に挑戦できるワクワク感を胸に向かいました。2年間、じっくりとメカを学びアイシン福井へ戻り、それ以降「電気もできる、メカも分かる」二刀流エンジニアとして設備開発に携わっています。

EV用製品の生産設備に挑む

最近の実績では、EV用製品の生産設備の製作があります。高さ2m横幅6mほどのマシンです。EV用製品は加工精度がとても厳しいので、マシンの最終調整には苦労します。さまざまな部品を加工するメカ部分と、センサーやサーボモーターなどの電気部分、その両方の機能に目配せをしながら精度を高めていくのです。こうした高精度が要求される仕事は、今後ますます増えていきそうです。「二刀流」の強みを発揮して、期待に応えていきたいと思っています。

仕事について

02会社について

二刀流チーム、増強中!

電気もメカも分かるエンジニアを育てていこう。そんな機運がいま社内で高まっています。例えばロボットは機械技術と電気・制御技術が高度に融合したものですが、これからのエンジニアに求められるのは「機電」両方にわたる幅広い視野だと思います。私をきっかけに工機部では「二刀流チーム」が発足しました。「ハイブリッドなエンジニアを目指したい」――そんな人はぜひ、工機部のドアを叩いてみてください!

会社について

03未来について

設備のプロを目指す

シンプルで使いやすく、故障しない設備をつくっていきたいですね。使った人に「頼んでよかった!」と思ってもらえる設備、それが目標です。一緒に働く仲間には「あいつに任せておけば大丈夫」と頼られるようなエンジニアを目指したいと思います。

未来について

COLUMN

COLUMN

入社して「良かった」と思うことは?

ワーク・ライフ・バランスがいい会社です。柔軟な勤務ができたり有給休暇も取りやすかったりと、自分の時間を大切にできるところが嬉しいですね。

お休みの日は何をしてます?

春から秋は、バイクでツーリングをしたり山登りをしたり。冬はスノーボード。福井は自然が豊かで、アウトドアレジャーを楽しむにはとてもいいところです。

TIME SCHEDULE

08:30

出社、メールチェック、職場の日常点検

09:00

組立準備、工具や作業環境の確保

12:30

午前中の作業の進捗確認

13:00

昼休憩

14:00

業務ミーティング

15:00

設備組立

17:00

作業エリアの整理・整頓

17:15

今日の進捗確認と明日の作業確認

17:30

退社

※撮影は新型コロナウイルス感染症対策を徹底したうえで行いました。

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